でます
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story(初回限定生産)[Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: Blu-ray
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赤盤と青盤
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今年も大阪のライブで販売されて、現在は通販で購入できる fish tone の『2007SEP』と『RIOT OF ELECTRON』。遅くなったけど、少しばかり感想を。
fishtone blog のエントリにもあるとおり、それぞれ全く方向性の違ったアルバムとなっている。『2007SEP(赤盤)』はオシャレな聞きやすい曲が中心で、『RIOT OF ELECTRON(青盤)』はマニア好みのテクノサウンド。
自分は赤盤の方が好みだった。青盤はどちらかというと本質的にはじっくり聴くと言うより大音量で踊るサウンドなので、一般家庭で聴くにはちょっともったいない感じ。でも音色やフレーズマニアには青盤だと思う。中坪さんもコンプ控えめで、出来るだけ原音を殺さないようなミックスをしていると書いておられます。
あと、中坪さんのサウンドが自分が聞き始めた頃から一貫している秘密がわかった。最後に必ずアナログの卓を通してミキシングするそうで、ここに独特の音の柔らかさの秘密があるのだと思う。
変わるけれど根底は変わらない、自分の色を残す鍵はこういうところなんだな、という気がします。
EMIL CHRONICLE ONLINE ORIGINAL SOUNDTRACK Vol.2
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8/1 発売なのに、amazon で頼んでたら延期に次ぐ延期でやっと今になって届いた。相変わらず在庫管理がいい加減。konozama クオリティは健在である。
ということで、中坪さんが 2 曲リミックスを担当しているわけで買ったんだけど、まさに中坪ワールド全開のリミックスでとても満足。
中坪さんはいつもながらの自分の世界があって、それが素直にそのまま曲に反映されているから、聴く方としても安心できる。
「Disc 2 - Tr.6 Happy Merry Feeling BIG BRASS mix」はいつものブラスの音色にバッキングのオルガン。この音を聞くと「ああ、中坪さんの曲だ」って思える。おかずのシンセのピコピコもいつもの音だし。やっぱり自分の機材で曲を作る人はフレーズももちろん、その人の音色ってのがあって、それもファンとしては安心して聴ける材料のひとつなんだよね。
「Disc 2 - Tr.7 The world of curiosity IMGROOVE mix」。この記事にある中坪さんの説明にもあるとおり、バグパイプから始まるイントロの民族的な雰囲気と、よつ打ちのキックとシンセベースのテクノ的な雰囲気がものの見事に融合した素晴らしいアレンジだと思う。
そして中坪さんが演奏するリコーダー。確かにわざわざ生で録っただけあって絶妙なスパイスになってます。自分はリコーダーが好きだから余計にそう感じるのかも知れないけど。でも上手ですね。リコーダーは小学校で習う楽器だけど、結構息づかいが難しい楽器だから。ああ、 この曲聴いてたら EWI 吹きたくなってきた。もう 2 年動かしてないけど動くかな……。
最後に中坪さんの blog のエントリ。
SONIC COMPOSITION
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正式発売になったようですので。中坪さんのエントリ。
このアルバムの楽曲、中坪さんのお知り合いの方々の個展やアートイベントのために書き下ろされたと言うことで、“曲”として楽しむものは少ないように思えます。いわば“中坪さんの自由なコンセプト”の元に書き下ろされたサウンドトラックと言うところ。出来ればそれぞれの会場で聞いてみたかった音楽ですね。
残念なのは、これに限らずサウンドトラックって、映画などの各シーンと一体化して成り立つものが多いので、どっちが欠けても不完全になってしまうわけでして。まあそれは仕方がないんだけど。
そして、Tr.8 "good noise,bad noise"。冒頭の音ってやはり中坪さんの愛犬が水を飲んでいる音でした。「何の音ですか?」との質問が多かったとのことだけど、犬飼ったことがないとわからないものなのかな。うちにもかつて柴犬がいましたけど。中坪さんの blog にレコーディングのシーンが掲載されていますが、とてもシュールです。:-)
気になるのは「全く違った曲データに個々のサンプリング音を載せて再生した」とのことだけど、この元曲っていったい何なんでしょう。書き下ろしなのか、既に公開されている曲なのか……興味があるところです。
さて、「コスってコスって」は、中坪さんにとって"good noise"か"bad noise"のどちらだったのでしょう。:-)